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Laboratoire du Petit Lapin — No.5711

シュークリームってフランス語ですよね?

Q&A ★☆☆ かんたん
対象
どなたでも
更新
2026.06.15
答える人
成生シェフ

「シュークリーム」はフランス語と英語の混成語で、正式には"Chou à la crème"クリーム入りキャベツ!?

シュークリームってフランス語ですよね?
Laboratoire du Petit Lapin — Fig.5711
ふうちゃん

『シュークリーム』ってフランスのお菓子だよね?

成生シェフ

そうだよ。

ふうちゃん

じゃあ、『シュークリーム』はフランス語?

成生シェフ

違うね。

ふうちゃん

えぇっ!?じゃあ、フランスでは何て呼ばれてるの??ス語?

『シュークリーム』ってフランス語なんでしょう?

『シュークリーム』のシューは確かにフランス語ですが、クリームは英語。つまり和製英語?和製フランス語?という事になります。

実は『シュークリーム』というお菓子自体フランスのお菓子屋さんにはあまり並んでいないんです。どちらかというと、同じシュー生地なら「エクレア」や「サントノーレ」といったお菓子はどんなケーキ屋さんにも、下手するとパン屋さにすら並んでいる位メジャーなのです。

そういえば、料理学校で『シュークリーム』を習うのは食後のデザートとしてで、ケーキの時間ではありませんでした。

フランス語でシュークリームはなんて言うの?

正式ににフランス語で『シュークリーム』を表現すると、”Chou à la crème”(シュー・ア・ラ・クレーム)となります。”chou”はキャベツの事です。コロンとした形がキャベツに似ていると思いませんか?

少し専門的に文法から探ってみましょう

chou [シュー] (男性名詞、複数形はchoux)

  1. キャベツ(アブラナ科に属し、様々な種類がある。ヨーロッパでは4000年以上前から知られていた。)
  2. キャベツ状のもの
  3. シュー(シュー生地を用いて作る典型的なもので、甘みのクリームを詰めて菓子とする他、塩味の混ぜ物を詰めてオードブルとして供される。)

à [ア] (前置詞)

  1. [場所] ~に、~へ
  2. [時間] ~に
  3. [予想] ~するはずの、~すべき
  4. [所属] ~に属する
  5. [特徴、所有] ~のある、~のついた
  6. [用途] ~のために、~のための
  7. [比較] ~より
  8. [対立] ~に対して
  9. [価値] ~に値する
  10. [手段] ~で、~を使って
  11. [様態、方式] ~風に

ここでは「5」の意味でつかわれています。(クリームの入った)

la [ラ] (定冠詞)

  1. [種類および種族の総称]
  2. [既知の、あるいは周知のひと、または物]
  3. [身体の部分または精神の働きを示す名詞]
  4. [配分的な意味]

crème [クレーム] (女性名詞)

  1. 生クリーム、クリーム、乳脂
  2. 製菓用クリーム(固さが濃い生クリームに似ていることから名づけられた。)
  3. クリーム・ポタージュ(粉でとろみをつけ、生クリームかバターを最後に加えるねっとりとしたポタージュ)
  4. 米でん粉
  5. クリーム状の食品
  6. [酒]クレーム(シロップ状の甘いリキュール)
  7. 化粧用クリーム、靴クリーム

フランス料理仏和辞典(1987,イトー三洋株式会社)より引用

🔬 まとめポイント
「シュークリーム」は「シュー(仏語)」と「クリーム(英語)」を組み合わせた和製語で、正式なフランス語では"Chou à la crème"と言います。"Chou"はキャベツを意味し、コロンとした形がキャベツに似ていることが由来です。フランスではシュークリームよりエクレアやサントノーレの方が一般的なお菓子として親しまれています。

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