タルト専門店の人気NO.1『バースデータルト』

京都は言わずと知れたタルト王国。皆さんも有名店だとかお気に入りのお店がいくつか思い浮かぶのではないでしょうか。長岡京のタルト専門店プチ・ラパンにもタルト好きの皆さんがバースデー用にホールのタルトを求めてたくさんいらっしゃいます。

当店のフルーツタルトは、仕入れたフルーツをただカットをして並べているわけではありません。それぞれのフルーツのおいしさを最大限に引き出せるように、シロップ煮にしたりローストしたりとひと工夫加えています。

プチ・ラパンのバースデータルトの画像でひときわ目を引くのが、丸ごと一個載っているオレンジ。これは皮をむいただけではないんです。レモン汁にバターとお砂糖を溶かしてシナモンの香りをつけたものをかけながら、約４分間高温のオーブンでローストしています。（左の動画を参照）

洋ナシはバニラシュガーとサンクエピス（五香粉）で、杏はバニラシュガーとシナモンの香りをつけてコンポートにしたりとその味わいはオンリーワンです。

※基本的にフルーツはお任せです。ご指定の場合は追加料金が必要になることがあります。

生地が美味しいことが、ケーキが美味しいことの必要条件だとプチ・ラパンは考えます。たとえフルーツが載っていないタルトの土台だけでも、いえむしろタルトの台だけ食べるとその美味しさのとりこになってしまう。そんなタルト生地の秘密をご紹介します。

まずベースとなるのは、「シュクレ生地」と呼ばれるタルト生地。材料の基本は発酵バター、フランス産の小麦粉。これに天然のバニラ香料とビターな香りのセレクトタイプのアーモンドパウダーで風味付けしています。

そして、味の決め手はフランス・カマルグ産海塩。甘い生地をミネラルたっぷりの塩分が引き締めてくれます。

右の動画のように型に敷き詰めたシュクレ生地に詰めるのが「アーモンドクリーム」前述のセレクトタイプのアーモンドパウダーをたっぷり使用しています。これにシュークリームでおなじみのマダガスカル産バニラビーンズがたっぷり入った「カスタードクリーム」を加えることで香りと、いくつでも食べられる軽やかさをプラスしています。

ときおり、シュクレ生地ががりがりでただの器のようになっているタルトを見かけますが、プチラパンではそのようなタルトを良しとはしません。なるべく小麦粉のグルテンが出ないように生地をやさしく扱い、サクサク感のある焼き上がりを目指します。

そうでないとプチ・ラパンが目指す、クリームや生地にフルーツから出てくる果汁がしみ込んで一体感のあるケーキが出来ないのです。