高温だけではなく常温でも長時間の持ち歩きは要注意です!
「車内に子供を放置してお買い物」のような事故の報道が後を絶ちません。年間を通して高温になることが多く、冷房をきかせた車もエンジンを切ったとたん瞬時に蒸し風呂・サウナになってしまいます。
この状況は小さなお子さんだけでなく、ものを言わないケーキたちにとっても過酷なものです。購入後の移動はなるべく短時間になるようにお願いします。
ショーケース内の商品は要冷蔵
生クリームを使用した苺ショートケーキだけでなく、シュークリームやタルト類も要冷蔵です。保冷剤をたくさん入れたとしても冷蔵庫の温度を再現できるわけではありませんのでなるべく移動時間は短く、無駄な持ち歩きなどの無いようにお願いします。
シュークリームに使用しているカスタードクリームは卵や牛乳を使用していますので、特に傷みやすいものです。スーパーなどで販売しているものとは別物であると考えていただき絶対に常温保存しないように心がけてください。
生クリームを使用したケーキ類では高温によってクリームが融けるなど、見た目に劣化を知ることができますが、いわゆる食中毒菌は見た目やにおいの変化を起こさずに増殖します。タルトなどでも安心せず、なるべく低温で保存しお早めにお召し上がりください。
焼菓子もなるべく冷たくしておきましょう
常温の方が美味しいといわれることが多い焼菓子ですが、ここ数年の日本の気温は常に高温です。なるべく冷蔵庫で保存してお召し上がりの一時間ほど前にお部屋に出されるのがベストだと思います。
参考までにプチ・ラパンの焼菓子は未開封25度で保存した場合の賞味期限を記しています。
当店の焼菓子は発酵バターを使用しています。バターをショートニング等の植物性油脂で代用することはしておりませんので、高温による酸化のダメージを受けやすくなっています。油脂が酸化すると美味しくなくなるだけでなく健康にも悪影響があるというデータもありますので、保管にはご注意ください。
保冷剤は万能ではありません
- 保冷剤だけで冷蔵庫の温度を再現することはできません。
- 保冷剤はたくさん詰めても1時間半から2時間ほどで融けてしまい保冷の効果がなくなります。
- 保冷剤について追加料金を頂くことはありませんので、お持ち歩きの時間を短めに申告することは決しておやめください。
お取り置きやお預かりも対応しています
シュークリームなど人気商品をお買い求めにお買い物前やお食事前にご来店頂く方が少なくありません。
しかし保冷剤はお食事やお買い物の間にほとんど融けてしまいます。
お電話等でのお取り置きやお買い上げ後のお預かりも対応しておりますので、レジやお電話口にてご相談ください。近隣の飲食店で夕食をお召し上がりの時間帯でも対応できる日がありますので遠慮なくお問合せください。
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